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sky!!!

どこまでも続く大地を駆け抜けてきた
大地の縁に辿り着いた先には海があって
そこに飛び込んだ

海から上がった
見上げるとそこには青いケアンズの大きな空が


空が


空の世界が広がっている
大地と海と地球を覆う世界
そしてその全てを覆う空の世界





大地を蹴って海に飛び込み
そして海から跳び上がって


大きく跳んで



跳んで飛んで




今日

空から大地に向かって飛び込む





飛行機の小さな窓からの景色しか知らない
空からの眺め
快適な箱の中に収まって
動きも気圧も空気も
殆ど地上と変わらない

窓際に座ると
いつも子供のように窓にへばりついて外を眺めて
でもそこには厚い二重になった窓が邪魔をして
何とか下を見ようとすると
顔だけで一杯になってしまって
身体全体で感じる事なんて出来ない



一枚の絵としてしか感じられない空






ここケアンズで
また違ったもう一つの世界を知る為に

身体一杯に感じる為に


スカイダイビング





ジャケットを背負い
徒歩で滑走路に入って行く

そこには小さなプロペラ機が


20091011-2.jpg



席なんてない
インストラクターと組んで体育座りをして
詰めて乗っていく

4人とそれぞれのインストラクター
そしてパラシュートを練習するという人が入って全部で9人
パンパンに詰め込まれてドア

というより
簡単なシャッター式の窓が下ろされて


もうプロペラは回りだしていて
すぐに滑走路を進み出して
ジャンボジェット機みたいな
もしこうなったら
みたいな説明も段階を踏んだ着実な気持ちの盛り上がりも無く
すぐにみんなを乗せた鉄の塊は空へと飛び立った

あっという間に景色が変わっていく
風が思いっきり窓を振動させて

突然の出来事に
心は飛び上がってしまって
みんなの叫び声みたいな歓声に混じって
自分も大声を出す



僕のインストラクターは日本人のタカさん
途中で今何フィートか教えてくれる
僕達が飛ぶのは14000フィート
富士山よりも全然高い
そこを60秒のフリーフォール
つまりパラシュート無しで一気に10,000フィート落ちて行く



途中で僕達を安全に守ってくれている筈の窓が開けられた
練習の為に乗っていた人がここで飛び降りるらしい
今自分は出口の目の前

開けた瞬間に風が
許しを得たように生き生きと入り込んでくる

こんな目の前で人が空の中へ飛び込んで行く
目の前に広がる大地はだだっ広く
雲が近くに見えて

その景色はいつも飛行機から見えているものと
似ていてやっぱり違う
風が身体を纏ってくる
下の下まで見渡せる


どんな準備をして
どんな気合の入れ方をして
どんな掛け声で飛び出すのか

後でやってくる自分の番を意識して
その人が飛び立つのをみようと思ったら


開けた瞬間に
その瞬間に落ちて行った

どこかに踏ん張る訳でもなく
縁の段の所に立ち止まる事も無く
飛行機が傾く事も無く

本当にそのまま一歩を踏み出して
風にあおられるまま
一瞬にして後方へ消えていった



そこは4,000フィート



これからさらに10,000フィートも空へと舞い上がって行く






外の景色に随分と浸っていて
かなり高い所まで来た
上がって行けば行く程
朝ぐずついていた天気は晴れ間を見せてきて

飛行機が傾くと
大地が斜め後ろに追いやられて
視界一杯に蒼い色が押し寄せてきて
そこには昨日まで潜っていた
グレートバリアリーフの珊瑚礁を包み込んだ太平洋が


途中でタカさんが声を掛けてくれる
気持ちを盛り上げてくれる



スカイダイビングしますか


飛ぶ準備は出来てますか




モチロン








タカさんと僕のジャケットが結び付けられる
命を預けるその金具は随分乾いた頼りなさそうな音をして
簡単に付けられた

さっきみたいに窓が上げられて


そして縁まで擦り寄っていく





下には雲が見える
今どの辺にいるのだろうか
上には太陽の熱を感じる
けれども強い風が少し寒さを持ってきて

景色を確認する
太陽を見上げる

そんな暇も全く無く
タカさんに押されるままに




空中へと放り出された



20091011-1.jpg




今まであった風が
思いっきり身体中へ向けて体当たりしてくる


手足を広げる


雲が迫ってきて
身体全体で雲を受け止める






すごい勢いの風が顔に当たって
息をするのもままならない
でも下を見れば大地が地球にへばりついていて
雲はゆっくりと自分の横を通り過ぎて行って
遠くに海も見える
どこまでも続いていて
景色は本当にどこまでも続いているんだな



空の真ん中にいて


空の厚みを感じる
今まで一枚の絵でしかなかった空の中を



ずっと落ちている
大地が近づいてくる




いつもの大地が


でも見えているその大地はいつもとは違うように見えて



20091011-3.jpg




空から大地へ降り立つ

上を見上げるといつものように空があって


一枚薄く貼り付けられた空
でも今
想像できる

頭の中で空の奥行きを感じる事が出来る



20091011-4.jpg
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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


    name : LAN
    now : Quito ( Ecuador )
    latest update : 20120816
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