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明日発つんで大丈夫です

[20100724]



てな訳で空港を拠点として2泊3日のUAE観光をした

はっきり言ってしっかりとしたホテルに泊まっていた
ドバイの前半3泊よりも激しく行動的で充実していたといえる







ドバイから空港へ移る時にさすがに噂のドバイ名所を回ろうと

ドバイバブルさきがけとなったスイカホテル
(名前は存じ上げません)


20100724-2.jpg


てっきりホテルのロビーまでは誰でも入れると思って
楽しみにしていたのだが
がっちりゲートがあって入れず



そしてバブルのピークを象徴する世界一の高さを誇るビル
(やはり名前を存じ上げません)


20100724-5.jpg


バスからの遠景でその凄さがわかる


20100724-1.jpg


高さはなんと1000m?!
って1キロって事です
上に1キロ


20100724-4.jpg




そしてバブルが弾けた今
至る所にひっそりとした工事現場に周辺は空き地
もう空き地というか砂漠
(名前はきっと無いです)


20100724-3.jpg






二日目には僕が泊まった空港がある首長国シャルジャ


20100724-6.jpg


兎に角庶民的で
UAEと言えばドバイや今ではアブダビなど
すごく都会的なイメージがあった僕には
結構びっくりする景色だった


20100724-7.jpg


UAEも沢山の移民の上に成り立っている国だという話を思い出せば
これも当たり前なのか
特にインド系が多いみたいで
確かにこの服の干し方なんかインドを思い出させてくれたりする


庶民的、といえば旅人の好む所
大きな公園があり住民が木々の下で日差しを避けながら
のんびりしている風景に出会って
久々に心が和んだ


20100724-8.jpg







三日目は今や世界に名前を轟かせるアブダビ首長国

ドバイの勢いが少し後退し始めた中
俄然勢いを増したアブダビ!、、と勝手に解釈していたのだが
どうやらそういう訳ではないようで




ここでアブダビとドバイの説明を少し


アラブ首長国連邦は7つの首長国の連邦制
ドバイもアブダビもシャルジャも
ドバイ首長国の首都ドバイであり
アブダビ首長国の首都アブダビであり
シャルジャ首長国の首都シャルジャである

首長国群として連立している訳だが
国外的にも国内的にも代表者というのが必要になるのは
どの世界でも共通であり
そこに関して取り決めがある

『連邦の代表はアブダビ首長国の元首が
 副代表はドバイ首長国の元首が』

そう決まっているらしい




ドバイはどうやら昔からそれが気に食わない

一見対等な国同士のように見えるが
実はそうではなくて実際の数値を見てみると
アブダビの方が断然にドバイよりも国は大きく
国土も経済もUAE全体の8割程を占めてしまっている

言ってしまえばアブダビが兄でドバイが弟である
いやもう父息子の間柄かもしれない



必死に試行錯誤を繰り返し
遂に先日のドバイバブルがやってきて世界の注目を集めた

時来たり!とばかりに
今こそアブダビ兄さんに追いつき追い越そうとする


「今こそ世界一のビルを建ててアブダビ兄さん、そして世界を見返すんだ!」
「むむ、ドバイのやつ、弟の分際で兄を愚弄するとは百年早い!
 お前の世界一などすぐにこうやって抜いてやるわ!」
「アブダビ兄さん!僕だってもう子供じゃないんだ!兄さんの作る物をまた越える!」
「望むところだぁああ!」


と、一時期世界一合戦が加熱したそうだ


だが、それも束の間
ドバイバブルの勢いは後退しひいては世界経済熱も減退し始め
ドバイ国内で様々な投資が行われたモノ達は
なんと皮肉な事にアブダビが今殆ど引き取っているそうな
(ドバイのメトロはまだ事業計画が完成していないにも関わらず
 今はアブダビのモノであるという)




すっかり説明が長くなってしまったが

建設中のクレーンがビルよりも多いんじゃいかって思う程の都市部
少し郊外へ行くとすぐに砂漠に行き着くドバイ
それとは違い、アブダビは大きな都市だった

いくらバスで走ってもビルは途切れず
砂漠を見る事なくアラビア海沿いまでやってきた
そこには沢山のヨットと
それはそれは大きな旗が建っていた


20100724-9.jpg


ちなみにこの大きさもドバイと競っていたらしい
なんとも大人気無い兄貴













そんなこんなで当初の観光予定地に後半三日で全て回れてしまった
今となっては前半のホテル三日は幻では無いかと思えてしまう

無事に最終日空港に辿り着き
いつものベンチへ

まあ、予想通りこんな何気無いベンチも
固くてどうやって寝るんだって四苦八苦した場所も
明日離れるとなると愛着が湧いてくるものだ

夜10時くらい空港から人が引き始め
目の前の薬局もいつも通り店仕舞いを始める
そして店の奥からメガネを掛けた50歳弱くらいの黒人の
多分店主らしい人がいつのもように最後に外に様子を伺いに来る

ふと目が合って寄ってくる
ちょっとまずいかも、、と思ってすかさず目をそらそうとしてしまうが
その前に声をかけられる


「こんばんわ。」
「こんばんわ。」
「大丈夫ですか?」
「?大丈夫だけど、どうして?」
「いや、君昨日もそのまた前の日もここのベンチに座ってたよね。
 何か問題があったのかなって。」

まさにその通りの事を指摘されただけなのに
つい吹き出して笑いそうになってしまった

「そうなんですよ。知ってたんですね。
 でも大丈夫です、明日発つんで!」
「そうか、それなら良かった。おやすみ。」


明日出発で良かったと安堵すると共に
空港でおやすみってのもな、っていうのにまた笑いそうになる




何だかここに泊まる事が公認されたみたいで急に元気になり
何か最後に奮発しようとずっと我慢していた売店へ向かう

なにしろ空港滞在中は食パンに冷水器の水だけでしのいだのだから
今日ぐらいいいだろう










そしてUAE滞在最終日

空港への感謝も込めて











コーラで乾杯


20100724-10.jpg















明日は遂に待ちに待った飛行機搭乗
そしてヨルダンはアンマンへ








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シャルジャ国際空港

[20100723]





僕の泊まったシャルジャ国際空港



白壁とガラスを基調にして清潔感があり
勿論トイレは完備され並ぶ事も無い
ソファ(ベンチ)は何個もあるし
冷房も効いているし売店もある
荷物は無料のカートに乗せて難なく歩き回れるし
本屋さんにある雑誌でハリウッドスターのゴシップをチェック出来る
自分のiPodの電池が切れれば電気屋さんでCDの視聴も出来る
お腹が痛くなれば薬局で整腸剤を買え
やっぱりすぐにトイレに駆け込める

規模は小さいが
中東地区で一番のLCC会社のエアアラビアの本拠地でもあり
沢山の人が集うという事もあって最低限のモノは揃っている訳で
勿論セキュリティもしっかり
僕も安心したUAE滞在が出来るというものだ


20100723-1.jpg



















僕はトイレの場所と足を伸ばせるスペースと
あまり目立たないような場所というのを加味して
ある薬局の前のベンチに陣取った

4人がけのベンチには結構ひっきりなしに人が訪れては離れて行く

今までの空港であんまり話しかけられた記憶が無いのだが
何故かこの時ばかりはよく絡まれた



どこへ行くんだい?
へー!旅してるの?何処から来たの?どこ回ってきたの?
俺はね、これから実家のある何処何処へうん年振りに帰るんだよ!
はっはー!そこ行った事あるよ、去年仕事で行ったよ。
お、そこは親戚がそこにいた気がするなあ。
あ、ちょっと荷物見ててもらえる?



相手が独りの時もあればグループや家族の時もある
1,2時間たっぷり喋って

「じゃあ、そろそろ飛行機の時間だから。またね!良い旅を!」
「君もね!」

そして空いた隣のベンチにすかさずまたやってくる

「ここいいですか?」





『空港』という言葉は聞くと何故かとてもドキドキする
期待だったり甘酸っぱかったり
日常を考えた時の非日常を表す言葉

沢山の人の分岐点
それが交差する場所

その捉えきれないけれども不思議な魅力を
初めてハッキリと目の前で目撃したような
少しにやっとしてしまう




















、、とは、言っても

常にそういう人達がいる訳では無い


大体シャルジャ空港が賑わい出す時間は決まって夕方4時前後である
夜8時にピークを迎え10時にはだんだんと人が引けてくる

あれ?隣の席に人が座らなくなったな

そう思ったら11時過ぎでもう僕が咳をすれば空港中に響いてしまう

そこから寝ればいい訳だがそれがなかなか難しい
別にぼーっとしている訳では無いのだが
ほぼベンチに座り続けていて体力は残っているしでも体中痛いし
そして電気は煌々とついている























勿論こんなのはある程度想像はしていたのだが
2、3日目は外に出て活動をした

もともとその計画だったが
この時には明確な観光目的というよりも
夜空港でぐっすり寝る為に昼に日差しを浴びる
という目的が強かったような気がしないでもない





どちらにしても
勘通り空港から近くのバスターミナルには
アラブ首長国の内の主要国(シャルジャ、ドバイ、アブダビ)
へ向かうバスがあった訳で

65時間空港缶詰という状況は免れる事が出来た


20100723-2.jpg








寒暖の差の後

[20100722]




それにしても豪華ホテルでの三泊はあっという間に過ぎた
そして何をしていたかあまり記憶がない

三日間をどう過ごすかよりも
気にしていたのは残り三泊の寝床だ





UAE発の飛行機は既に手配済みで一週間後
そうすでに購入済み

一週間滞在の予算をすでに三泊で消化しきってしまっている
このままでは食費すら捻出できない
むしろ三泊中は食費も極限まで削ってなんとかしのいだ
禁断のSALサンドを召喚するまでになった
(ちなみにSALサンドとは、ようは食パンにお菓子や
 無料配布のケチャップやら砂糖やらを挟む)

20100722-3.jpg



そんな状態で一体どこを観光する余裕があるというのだ、
このバブリィ社会のど真ん中で





だから旅は予め予定を立てられないんだよ
いや、立てるのが怖いんだな

大抵旅中の勇み足はこういう結果に終わる

それでも最初の2泊目まではまだ希望にすがりついていた
電話番号一つ握り締めて何度もネット屋を訪れては
うなだれて帰ってきた
















うなだれて帰ってきたというのは
連絡がつかないというのもそうだが
灼熱のアラブの太陽にやられていたというのもある



そう、まさにここはアラビアンナイトの世界
存在感抜群の太陽と彼方まで続く砂漠の大地、、、

、、ではなく、ここは都会のコンクリートジャングル


20100722-2.jpg




どこも表面はがちっと固められていて
柔らかくもぐり込めるような場所は無い
熱射は落ち着くことなく街中の彼方此方から
むしろ怒りを増してこちらへ跳ね返ってくる

熱を貯めてる壁にもたれ掛かる事もできないし
熱いベンチに座っても体力は消耗し続ける
ああ、そういえば今こうやって立っている足も常に
灼熱のコンクリートと接している

汗は既に服を濡らせ切って身体から滴って地面に一瞬の模様を描く
何かを諦めかけて空を見上げれば眩しすぎて即座にまぶたが閉じる
その一瞬の中でも強い日差しは突き刺して空が真っ黒に思える

身体から湯気が立っている錯覚があって
このまま脱水症状によって身体が軽くなって
空に浮いていきそうだ











どこかの建物の中に倒れ込むように入り込む


そこはしっかりと冷房が効いている
冷房から放てられる冷たい風をその度に感じる

自分が息が上がっている事にその時初めて気がつく
心臓も全力疾走してきたみたいになっている
でも身体は運動後の爽快感はなくてただただ重たい

冷房の風が衝撃的に冷たく感じる
雪が肩に積もってそれと一緒に地面にめり込んでしまいそうだ






といってもいつまでもいるわけにはいかないから思い切って外に出てみれば
そこにはまた怒涛の世界が待っている


全然人は居ないのに
いきなり満員電車のラッシュの中に食い込まされたみたいだ
そんな肌の圧迫感
そして満員電車と違うのは
意識するとチリチリいう音が聞こえてきそうなところ

冷凍した肉をガンガンに熱したフライパンの上に放り投げたみたいな














意識が朦朧とする


よく考えたら外は50度
冷房のがんがん効いた室内は20度
30度も違ったら頭がおかしくなってもおかしくない



一体何故人はここで生活しているのか
社会を営んでいるのか
真剣に疑問に思った










そして、


ここの豪華ホテルを追い出され
おもーい荷物を背負って路上にたたずみ
灼熱の日差しを浴びて干からびてミイラになっている姿を妄想し
愕然とした










あー、何故ここに来てしまったのか


早く空港に行ってちゃっとここを出てしまいたい!!、、


となって閃いた


空港といえば、よく深夜便とか翌日早朝発の時に
早めに行って空港泊して飛び立ってるではないか

ちゃんと交通機関の乗り継ぎがうまくいくか心配だからというのもあるし
もう十分ここは観光したし宿代も浮かせたいし

そういうお客さんの事を空港は絶対に想定しているはずで
快適な空港施設はそのためなハズで
(いや、違うかもしれないけど)
その為に確かに僕たちは空港使用料と高い空港行き交通機関を払っている訳だ





さっそく荷物をまとめ


最後にみっちりシャワーで身体を洗い


ロビーに鍵を返し


バスを乗り継ぎ


20100722-1.jpg


















と、言うわけで
僕は空港に65時間前チェックインをした












きっと灼熱の太陽と極寒の冷房のおかげだ
頭の回路がおかしくなったからだろう







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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


    name : LAN
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