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世界一周への理想

20120119








まさか忘れている方はいらっしゃらないと思いますが
僕は友達と三人で日本を出ました



彼等の名前は尚吾と愛二と言います



初めのうちは三人で仲良く一緒に旅をしていましたが
そのうちに慣れてきたのか遣りたい事がムクムクと顔を出してきて
それぞれのルートを辿る事になりました

これは何もお互いが喧嘩別れした訳でも
団体行動が面倒になってきた訳でもありません




僕達は出発前からミーティングを重ね
どうやって複数で行動しながら、そして想いを共有しながら
自由に世界を回るかを話し合っていました

そしていつかは、
ある時は、

自分で進むべきルートを発見するだろう

それはみんなで尊重し合って行くべきであるし
そうなるのが自然である筈だ


という理想を掲げました







僕達はのちにバラバラになる事を決めて出発した訳ではありません

でも、確かに僕達が予想したように
程なくしてそれぞれがお互いのルートを進む事になりました







気が付けば愛二とは4ヶ月
尚吾に至っては1年半も会っていない事になっています



それでも僕達は常に連絡を取り合い
旅中に出会った『旅友』とはまた違った

確かに『仲間』という価値観を共有し維持しているように思っています

















愛二とはユーラシア大陸を
アジアからヨーロッパへ進んでいる時は
ある程度はルートを交差させていました


そんな僕達も

愛二は僕と同じく出稼ぎの為にカナダへワーホリに行きましたが
彼はカナダの西の端バンクーバーへ
僕はカナダの東の端モントリオールへ

ヨーロッパから大西洋を渡る直前
僕達は大きく離れた道を進む事になりました










一年弱経ち、

先に旅を再開した愛二は北米を回るルートの中に
モントリオールを入れてくれ
僕達はモントリオールで再会しましたが
それからも早4ヶ月が経とうとしています


その間僕はモントリオールで働き続け定住の日々を満喫し
愛二は久し振りの旅の生活
そして新しい刺激的な北中米の世界を見て回っていました
























そんな僕達のルート

愛二と僕のルートが久し振りに交差する日がまたやってきました







きっかけは前回のブログにも書いた
ボリビアのウユニ塩湖です






誰しもがほぼ必ず行くというウユニ塩湖

あそこの景色は他では考えられない風景であると
そこでしか見られない景色であると



世界中の絶景と言われる場所は
確かにそれぞれの場所でしか見れないものではあるけれども

ウユニ塩湖のそれは
全く種類の違うトンデモ無いものである

となったら、そこを通らずにはいられない






問題は時期






何の縛りもなければ
やっぱり先に南米入りしている愛二とは
ルートがかぶる事は無かっただろう


けれども、

前回にも書いたように
僕達は新月の夜に合わせてウユニ塩湖に行こうとなった

連絡を取り合って



















そうして僕達は4ヶ月振りに再会する事になった

















ボリビアはラパスの宿で

























予め僕が先にラパスに入っていた
泊まっている宿をメールで連絡し

ジュンコと僕がラパスの街に外出している最中
愛二は宿にやってきていた





何時に到着するかわからない中
僕達が宿に戻ってきて自分達の部屋に戻る途中

ある一つの部屋のドアが開いていて
その中をちらっと横目にみたら




いた、そこに愛二が




すっかりペルーやらメキシコやらで購入した
沢山の民族衣装に身を包んで

僕を驚かせるつもりで
あっていない間に買っていた物を
あらかじめ着ていたらしい



20120119 (4)





かたや僕はオーランドのカメラ技師
マイクに貰ったTシャツにオーバーオールを着てた








お互い、前はいつも一緒にいたから持ち物は全部知っているし
離れてからは再会するタイミングは一年に数回だから
このタイミングをいつもお互い楽しみにしていて
どうサプライズしようか物を仕込んでいる


















あっけなく宿の廊下で再会したが最後

早速僕達はお互い会っていなかった間に仕込んだ
沢山のネタを披露し合う

気が付けば、今度はやっぱりいつもの様に
二人で見てきた世界中の出来事や景色の昔話に花が咲いて




いやー、お互い懲りずによくも同じ話をするもんだ




歳を取ったねー


なんて言って














沢山の時間や出来事を共有したモノだ






20120119 (3)













初めに世界一周をしようとなった時
日本でまだ見ぬ世界を思いながら
沢山の話し合いをビール片手に騒がしい居酒屋でやった

あの時色んな事を妄想していたら
頭がパンクしそうになるくらい興奮した

色んな事を考える必要があったから
何とかその熱くなった頭を冷やそうと努力したけど
それはまあ難しい話で

















でも、そんなぐちゃぐちゃな世界一周プランでも
こうやって掲げた理想がある程度現実になっているのを感じるのは
とても気持ちがイイものだ

エアーズロックに登る、とか
スカイダイビングをする、とか
マカオでカジノをする、とか
ガンジス川で泳ぐ、とか
何だかいろいろ


そういう経験的な事だけではなくて
人との関係性の話として



僕達はちゃんと生きている実感を持って
世界を回っているんだという事を
また改めて感じられる

























そういった意味で

やっぱり共有し続けている友達というのは大事だ




















さあ、これからもよろしく、愛二





20120119 (5)













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ボリパー

20120117










旅といえば飛行機などあんまり使わず
陸路でえっちらおっちら行くのがイメージであるし
実際資金的にもそうである

そんな中で飛行機を三本も乗り継いで
高山病のリスクがありながら
マイアミからボリビアのラパスまですっ飛ばしたのには理由がちゃんとある













まず一つ、一番大事な理由は
ボリビアの一大観光地ウユニ塩湖である






ウユニ塩湖はご存知の方もきっと多いであろう

ここ数年、日本の観光業界でも一躍トップに躍り出た観光地(と聞いた)
『世界で一番行きたい場所』や『世界の絶景ナンバーワン』など
色々な番組でバンバン紹介されているという


僕自身この旅に出発するまではその存在を知らなかったが
やはり旅人の間でも超有名な行き先として
程なくして名前を知る事になった






塩湖とは何かというと
大きな池の水が全部塩であると思えば一番簡単だろう

世界中に塩湖は存在するが
ボリビアのウユニ塩湖は世界で最大の広さを持っていて
真っ白い塩がずっと100キロ先まで続いているという





それだけでもスゴイ景色だが
雨季の時期になるとその上に雨が降る

地面は硬い塩の結晶で覆われているから
雨水はすぐに染み込む事も無く一面に薄く水が張る事になる

と、どういう現象が起きるかといえば
塩湖の表面が鏡のようになってキレイに反射するのだ



塩湖の上に立っている人は勿論の事
遠くに見える山々や雲までもが下に映り込む

そうなると上下に雲が映っている中に立つ事になって
雲の中に浮いているみたいな感覚になる





















それを『鏡張り』というのだが
上に書いたようにそれは雨季の時期にしか起こらない

僕達が目指していたのは
その鏡張りの中でさらに条件が揃わないと見れないという
星の反射である




夜、キレイに水が張っててさらに空が晴れてて
そして一番重要なのは月が無い日

何故なら月の光が星の弱い光を邪魔をするからだ

その条件が揃えば満点の星が下に映り込んで
さながら宇宙の中に居るような景色になる





僕達はモントリオールに居る時から
雨季である1,2,3月の新月の日を探し
どういうルートで行くと上手くその時期に行けるかを計算し続けた




愛二にその話をしたら是非そのタイミングで行こうという話に

ラパスで落ち合って1月の新月
23日に一緒にツアーを組んで行こうという事になった












となったら、もう飛行機に乗らないと間に合わない訳です










もう一つの理由とすれば
結局飛行機で飛ぶのであればどこから飛ぶのが安いか

結局調べた結果マイアミから飛ぶのが一番安いという事になり
さらには南米の中でも一番物価が安いと言われるボリビア
とっとと向かってそこでゆっくりしようという魂胆


さらには、ウユニ塩湖の標高はラパスと同じく
富士山の標高以上あるからラパスで高山に慣れておこうかという魂胆
(結局高山病にかかりはしたが)
























そして、






忘れてはいけない大事な理由がもう一つある





























それが『ボリパー』だ

























まあ、いきなりボリパーと言っても当然意味がわからない
『ボリビアパーマ』と言えばいいだろうか






旅人の間で密かに流行っている事があるらしい

それは『ボリビアでパーマをかけると超安く出来る』というもの






生まれてこの方パーマをかけた事が無い僕
(実際には試しに昔一度やったが髪が太く固く
 全然かからない上にあんまり似合わなかったから
 金の無駄だと一蹴してしまった)

カラーですら人生で2回しかした事が無い超健康髪

元気満々の髪をパーマするには少し抵抗があったが
安くできるなら試しにやってもいいだろう

しかも元気満々と言っているが
最近それはそれは沢山抜け出したので
もう髪で遊べるのも最後だろう、と
ボリパーをかける決心をした



























ラパスの中心広場サンフランシスコ寺院前
その裏にあるお土産屋さんの通りや安宿通りのすぐ近くに
美容室というか床屋がずらーっと2,30件並んでいる通りがあった

一つ一つは5畳とかちょっと広いと10畳くらいの大きさしかないが
人の出入りは思ったよりも激しい





見ていたら電車の駅にある1000円カットの床屋さん
みたいな感じで歩いている人がさっと入って
バリカンやハサミで襟足などを整えて
ものの10分や15分位で終わって出て行く

そういえばラパスの街中には沢山の靴磨きの人が
本当に沢山うろついている
しかもみんな鬱陶しく追い払う事は無く
そこかしこで靴磨きを頼んでいる



結構ラパスの人は身だしなみに気を遣うのかもしれない



















さて床屋通りをジュンコと共に歩いていると
あっという間に店の奥から声がかかる

ジュンコが値段を聞いてみると
ブログで聞いていた値段よりも高いが
確かに日本でパーマをかけるよりも断然安い
(800円くらい)





よーし、じゃあ行ってみようか!





と、ドシドシ店内に入っていく僕とは違って
急にジュンコが焦り出した


「え!?もう行っちゃうの?大丈夫かな、ここ、、」


いつもいつも威勢がいいジュンコとは思えないしぼみ具合
思ったよりもビビっていたらしい




























でも、確かにビビってもおかしくないかもしれない


店内に飾られている切り方の見本は
手描きだし一体いつの時代かわからないような髪型だ


20120117 (1)


どうゆうパーマにするか、という話無しに
値段の話だけで向こうは作業を始めようとしている

ちょっと待って!と言って
カタログを見せてもらおうとするもパーマの写真は殆ど無い

「こういう感じでお願いします」
身振り手振りで説明してみようとするが
向こうはウンウン言いながら目線は自分の手元を追っている




まあ、でも、



どっちにしてもやるって決めたんだからさ
























ジュンコには金歯ずらっとしたグロリア
僕にはエルビスという男の人が担当



20120117 (2)



彼等は黙々と作業を始めたが
よく見てみたらジュンコの使っているロッドと
僕に使われているロッドの形が違う



20120117 (3)





やっぱりこっちの話を聞いていないようだ

まあ、旅中なんて言った事100%通る事なんて稀なんだから
そうやって作業を見守る









20120117 (4)























ロッドをつけ終わり、1時間程待って
待望の流しの時になった





と、ここでグロリアが変な器具を持ち出してきた

窪みがあってどうやらそこに頭をのせるようだ
ここで髪を洗うらしいが
水を入れる蛇口に捨てる排水溝が付いていない




20120117 (6)







よく見たらこの床屋にはなんと水道が通っていなかった






水道が通っていない床屋に美容室なんて想像が出来るだろうか!!


既に僕達はパーマ液でドロドロだ
もう後戻りは出来ないが一体どうするつもりだろうか


みていると、グロリアは水の入ったバケツを持ってきた
中にはコップが一つ入っている








それを見て一瞬過ぎった不安
そのままの映像が目の前で実際に繰り広げられた









グロリアはコップで水を掬ってジュンコの髪にかけ
モミモミしながらロッドを取り外していく

またコップを掬ってシャンプーらしき物を
窪みに入れてバシャバシャやってから
また髪の毛をモミモミする


20120117 (7)



結局そのまま髪の毛を洗って
(洗えてるかわからないが)
タオルで拭き取って出来上がり

ドライヤーで乾かす事も無かった
(びちょびちょだったので後でドライヤーだけは催促したが)








































結局というかやっぱり僕は最初の金額よりも
髪の毛が多くて硬いという理由から高くなってしまったが
無事に二人とも『ボリパーをかける』というミッションは終了した



僕は髪も切ってもらったのだが真横に真っ直ぐ切られて
昔のサッカー日本代表の北澤みたいになってしまったが
これはこれでネタにもなるし新鮮だから満足している

かたやジュンコはどうやら不満みたいで
ずっと不満をいい続けていた




20120117 (8)





















これは別に旅の洗礼では無い

20120114







驚いた事にマイアミ空港へ行くバスから
僕の周りにはスペイン語が溢れ出した




乗客はみんな浅黒い肌をしていて
会話を聞いてみれば全く理解は出来ないけれども
節々に『ラパス』やら『リマ』やら南米の地名が出てくる

最たるはバスの運転手で
どっちかというと英語がカタコトで
車内のアナウンスをスペイン語でする




まだ僕はアメリカ合衆国に居る筈なんだが、、




どうも旅の神様の粋なはからいか
オーランドを出発した瞬間から
南米行きの空気が僕の周りに漂い始めた



















バスの運転手の優しさで
空港の最寄りのホテルまで行く筈の所を
わざわざ空港まで送ってくれた

僕は満面の笑みで言ってみる




「グラシアス!!!」




大学でスペイン語をちょっとやっていたジュンコに
急いで簡単なスペイン語講座をやってもらいながら
僕達は遂に南米行きの飛行機で北米を飛び立つ



























南米系の航空会社である飛行機の中は
すっかりスペイン語一色

フライトアテンダントも英語は話すようだが
やはりあまり得意ではなさそうだ



南米はブラジルと右上のガイアナ諸国を除けば
全てがスペイン語圏

考えたら向こうの人達はスペイン語一ヶ国語が出来てしまえば
大陸中を散歩できる訳で日本と同じ様に外国語を覚える必然性に乏しい



南米に行けばすっかり英語が通じなくなって
スペイン語を話せるのと話せないのとでは
全く状況が変わってしまうと言われている

日本と同じ様に外国語を覚える習慣はあるかもしれないけれども
彼等の中では使う機会に恵まれないのかもしれない



何だか少し親近感が湧くが
僕と彼等の間には共通の言語が無いから
僕にとってはどちらかと言えば死活問題だ

グアテマラで三週間みっちりスペイン語を学習してから
南米に入った愛二と違って
全く勉強していない僕は何とかしなくてはならない






















と、真面目な話をしておきながら
結局先延ばしにしてしまう訳で




だって、この飛行機

今まで乗ってきたような
水やカーペットまで有料にして航空チケットを安くする
格安航空会社LCCでは無くて

機内食や飲み物飲み放題のリッチ航空会社なのだ




僕がビールを飲まない訳が無い









マイアミから何故か知らないが一回の乗り継ぎの筈が
コスタリカのサンホセとコロンビアのボゴタで乗り継ぎに勝手に変更になり
二回乗り継いで行くというちょっとハードな航路

乗り継ぎの空港では水も食べ物もバカみたいに高いから
9時間待ちとかでもからっからに喉が渇いても
我慢して最終飛行機に乗り込む

そこでビールどうですかって言われたら頼むでしょう


いや、本当はこっちから我慢出来ずに頼んだけどね


結局映画も見ながら
あっという間に缶を三本開けている


ビールを飲めばどんどんテンションが上がって
絶好調で南米イン!!!



20120114 (4)



























という事にはならなかった


むしろテンションはどんどんと下がって
お腹はグルグル言い出して
動悸が激しく呼吸が苦しい


隣を見ればジュンコも座席で身体を小さくしている





どうしたどうした

































そんな僕達の状態をよそに
飛行機は地面に乱暴に飛び降りて何度か上下にシェイクしてから
ボリビアはラパスに降り立った



何とかイミグレを抜けてゲートをくぐると
朝3時だというのに人がわあっと群がってくる

タクシーの客引きを精一杯かき分けながら
開いているベンチに二人で倒れ込む


そのまま僕は回復する事無く
朝がやってくるまでうずくまる


















ボリビアの憲法上の首都はスクレだが
行政機関や経済規模で実質首都とされているのがラパスだ


このラパスは世界で一番高所にある首都とされている
その標高なんと富士山の山頂以上

さらには国際空港であるエルアルト空港は
世界で一番高い所にある空港で
その空港がある街エルアルトも
世界で一番高い所にある街という

ちなみにエルアルトの標高は4400メートル


あれだけ頑張って登ったネパールの
アンナプルナベースキャンプよりも高いなんて






当然心配されるのが高山病


旅人の間でもそれを心配する為に
ラパスに向かう人達はゆっくり向かうか
薬を飲むか高山病に効くとされるコカ茶を飲んだりする






当然僕達はその話を知っていたし
さらには僕達はほぼ0メートル地帯といってもいいだろう
フロリダはマイアミからいきなり飛行機で飛んだのだ

注意しすぎて損は無い筈なのだが




喉の渇きに負けて直前の飛行機でビールをガブ飲みした僕は
アホとしか言いようが無い


意識していた訳では無いが
ネパールのトレッキングの経験や
日本でも富士山に二回登って平気だったという経験が
注意を怠たらせたようだ


これぞ『オゴリ』である





























空港で4時間ほどうずくまって少し元気になり
エルアルトからラパスへの乗り合いワゴンタクシーに乗り
僕達は宿へ向かう





あれだけグロッキーだったのに
朝日と街の活気を見たら元気が出てきたのか


「初日が肝心だ
 これから街を散策だ!!」


と僕は叫びだし
荷物を置いてそこそこ街へ飛び出した
























ラパスは標高が高いだけでは無く
周りを山々に囲まれて盆地状になっている

窪地の所に中心街が形成されていて
山肌にびっしり家々が連なっている

その景色はなかなか圧巻である




20120114 (2)





太陽の日差しはやっぱり標高が高いのか
とても強く重たいけれども
さっと風が吹けばたまに鳥肌が立ってしまう程

街だから忘れてしまいがちになるが
ここは山の上なのだ

天気も快晴かと思えば
すぐに雲がやってきたりする

体調管理が本当に難しそうだ





さらには、盆地状だから街中は本当に坂が多い
ただでさえ空気が薄いから少し歩けば息が上がってしまうのに
傾斜30度以上ある坂ばかり

しかも首都なりに沢山の車が行き交っていて
どの車も不完全燃焼で排気ガスがヒドイから
僕の心臓に肺はいつも大忙しである




20120114 (1)






























という街で、身体がまだ完治せず
さらに高地にも慣れていないまままた歩き回ったせいで
僕は宿に帰ってからまたグロッキーになり二日間寝込む事になる




山をなめてはいけない




まさかこんな都会でそれを身に染みて実感する事になるとは




20120114 (3)













辿り着く先

20120112











賑やかなディズニーパークに行く事は無かった
熱狂のオーランドマジックの試合を見に行く事も無かった
常夏の陽射しの下のビーチでくつろぐ事も無かった


でも、本当に楽しい一週間で

あっという間に過ぎ去ってしまって

とても名残惜しい

















夕方、オーランドからマイアミへ
そのままマイアミ国際空港から遂に南米の地へ


北米最後の時間

僕達は迷わずマイクの秘密基地『 KIWI CAMERA SERVICE 』へ






















オーランドの一週間



オーランドには沢山の湖がいたる所にある
たまにそこに行って湖畔をついばむ鳥達を眺めたり


20120112 (1)


アメリカンスケールのでっかいスーパーに行って買い物したり

モーテルのベットに寝っ転がって
流れてくるムービーチャンネルゴロゴロ観てたり









それでもやっぱり一番は




いつものバスの中の和気あいあいとした地元の会話
乗り継ぎのバスターミナルののんびりとした空気
アメリカの旗がはためく平屋を何軒も通り過ぎる


辿り着く先は独特の空気を持った人達が集まる秘密基地






彼等とのコネクションで彩られている

















ただ遊びに行って写真を撮り合ったり

いつも秘密基地の周りを飛び回っている妖精のような不思議ボビーが
自慢のインラインスケートを自慢してきたり

大工仕事を仰せつかってるトニーが
自前で作ったTシャツをプレゼントしてくれたり

知り合いの写真家ロジャーが
懐かしのポラロイドで僕達の写真を撮ってくれたり






ここ秘密基地だけじゃない






ジョーはある一日を使って去年出来たというダリ美術館に
自慢の緑の車で僕達を連れて行ってくれた


20120112 (3)


街から車で一時間のドライブ

スペインにある国営のダリ美術館以外
海外で一番大きな規模だという

行ってみたらジョーが子供の様に一番興奮していた
勿論僕達も初めて観る沢山のダリのコレクションに見入った


20120112 (2)


帰りの車で僕達は刺激されたのか
それぞれの人生観について語り合った

彼の生い立ちから今の興味の対象
これからどういうふうに道を歩んでいくのか


ハッキリ言って僕の英語力では自分の事は
まだまだ語り尽くせるものでは無かったが
それでもジョーはじっと僕の事を聞いてくれて
そして自分の事をまた喋った






自分の求めている世界
それを表現するという事







今カメラのアシスタントとして
そこに身を実際に置いて挑戦しているジョー

これからどうなるかはわからないが
今はそれを挑戦しながらそしてハッキリと仕事としている事







成し遂げたい
自分の頭の中の世界を形にしたい
そうすれば少しの疑問も、形にする事できっと解消される

その為にもっと知りたい事が沢山ある
それが僕が今辿っている道
でも、知れば知る程、当然新しい疑問が現れてくる

キリがない中で
一体どう表現するのがいいのか
悶々とする道ともなっている


ジョーの話を僕はただ他人事として聞く訳にはいかなかった
























オーランドからマイアミまでのバスのターミナルまで
ジョーが送ってくれる事になった

秘密基地を離れる時

マイクは仕事を切り上げて僕達を見送ってくれた






今まで何度も繰り返されてきた別れ






また切り替わって新しい土地に向かって
そこで新しい別れを経験する

そういう時空を特にこの世界一周に出てきて通り過ぎて来た

僕自身の場所はこの先に存在するのか
日本に帰ってそこにじっくりと根を張って
空へと伸びる事が出来るだろうか


ずっと繰り返しが続いているから
先にそういう場所があるという事に関して信頼が無い





この道の先に僕自身の場所を作り出すのでは無くて
やはり得たその瞬間から僕自身の中で糧にしていかなくてはいけない

でなければやっぱりただの繰り返しだ





通り過ぎた先に場所を作り出すよりも
僕自身の中でその都度作り上げていかなくてはいけない


今こそスイッチを切り替えるべきだ


意識のスイッチを変えて今の僕自身がどういう人物であるか

社会的な言葉で
仕事という面でもそうだし表現したい世界や伝えたい相手

全てを今固定してみてそこから成長させる
あやふやではなくて
常に変化を受容するのを前提としたモノでも無くて

心の中のだだっ広い中に種を撒くのでは無く
植木鉢を置いてそこに種を撒くのだ





















そうすればきっと



辿り着く先は

繰り返される別れの場所ではなくて



一歩一歩成長した場所だ
























僕達が乗るバスの前


ジョーは最後に

『君達はスペシャルだったよ
 最初見た時から思ってたけどね
 本当にありがとう』

と言ってくれた



そう言ってくれるのはとても嬉しい
でもそこで終わってはいけない




ジョー




僕は君と君の大事な場所に出会った事で意識が変わった気がするよ
そしてマイクの仕事や人生に対する意識


本当に有難う


そして僕はこれによって

本当の意味での辿り着く先が見えかけてきた気がする





20120112 (4)













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Profile
    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


    name : LAN
    now : Quito ( Ecuador )
    latest update : 20120816
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