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島へ

行きにも使ったバスターミナルにやってくる
そこでまた例によってバス会社との戦いが待っている
まず一つに声を掛けて値段を聞いてみる
クアラルンプールまでは12.20リンギット

ここではカウンターにも紙にも値段が書いてある


そうか正規の値段というのが
一応あるんだな


ちょっと面倒くさがる
自分の気持ちが顔を出しそうになるが
ぐっと押し込んで交渉してみる

しかし向こうは
これはもう政府に決められた値段なんだと
一歩も引かない


じゃあとその場を離れて他の場所へ行こうとするが
向こうは引き止めない


本当にそうなんだろうか


別の所に声を掛けてみる
そうしたら12リンギット
紙にはやはり12.20と書いてある

特別にディスカウントだよ
だからいいよね

確かにディスカウントは存在した
そしてどこにもすでにカウンターに値段がかかれているのを
みてしまっていたので
それは本当に特別に安くなっているような気がして
それでいいような気がまたしてくる

話が進んで
彼が紙に書き出そうとする





今度は自分の頭の中で戦いが始まる
それでいいのか
まだ二件目だぞ
そこの壁を回って向こう側に
まだ見ぬ会社が並んでいて
そこが安かったらどうするんだ

そこまで考えて
ボックスが言っていたバス会社の名前を思い出す
そこは間違いなく安いからそこを探しなと


結局踏ん張ろうとする自分が買って
もうチケットに書き込んじゃってるよって
泣き顔になっている彼の顔に
申し訳ないと思いつつ
そこは断固として拒否する顔を示して
そこを去る


どうやら宿の雰囲気で
感覚がまったりしてしまったらしい

気を引き締めてそのバス会社を探す


円形になっている建物をぐるっと回ると
一番最後にそのバス会社があった


そこに聞いてみると
やっぱり12リンギットだという
交渉しなくてはいけないのか
それともやっぱり12が最低なのか

そう思ってカウンターをよく見ると
10という数字が見える
それを指差してこれは何だと訪ねると
それは今すぐに出るバスの次のバス
一時間半後に出発するやつだ
それなら10でいいよ


迷わずそれを購入




旅をしている
そう旅人には金はないが時間だけはある

よく学生の時は時間はあって金は無い
会社員になったら金はあるけど時間は無い
だから学生の時はお金を借りてでも遊べ

って週活の間なんかは良くそんな話が飛び交う
それを思い出す

それはまさに時間は金であって
時間のある旅人は
それによってお金を節約できる
お金を得るって事にもなるんだな

そんなふうに一人ごちてベンチに座り
マレーシア人と何とかコミュニケーションを取ろうとするが
うまく通じずも
なかなかちぐはぐな会話を楽しみ
その彼もクアラルンプールに行くらしく
バスの値段を聞くと12.20だと言って
何となく得した気分になって
もう一方ではさっきのバス会社の彼に申し訳無く感じながら
待ち時間を過ごした


20091024-5.jpg









クアラルンプールでのバスの乗り継ぎ
そこでのバス会社との戦いも
もう慣れたモノで
15分もかからずにディスカウントをゲットし
上手く乗り継いで
夜にペナンへ向かうフェリーが出ている
バターワースに到着する


少しフェリーがあるかどうか心配だったが
15分のフェリー
たった1.2リンギットという値段
その情報から
きっと市民の移動に密着したモノだと踏んで
それなら夜遅くまでやっているだろう
やってなかったらやってなかったで
そこで寝て待つぐらいの覚悟で行った

そうしたら読み通り
まだやっていて
ゆうゆうとチケットをチケットを購入して待ち場へ向かう
現地の人しか見当たらない

待ち時間も無く
ゲートが開きフェリーに乗り込む
充分のベンチが設置してあったが
目の前にある手すりから見える
向こう岸の光に吸い寄せられてその傍まで行き
リュックを下ろす事も無く
手すりに寄りかかって光を眺めていた


20091024-3.jpg



動き出すと
重なり合う手すりが叩き合う音が響きながらも
余り揺れる事無く前に進んで行く

向こう岸には
沢山の光が直線に並んでいる
その光を受けて
夜の空よりもさらに黒く
島が陰になって存在を示している


光が近づいてくる
その光の輪郭を見せてくる


一人の子供が走って手すりにしがみつく
そして光り輝くその先のモノへ好奇心の眼差しを向ける

たまにひどく揺れ
手すりが大きな音を出すと
びっくりして飛びのく
そして目を丸くしてこっちを見る

両手を広げて
俺じゃないって意思表示をすると
また安心して手すりにしがみつく

大きな音がするとまた飛びのく
そしてまたこっちを見る

冗談で手すりをがちゃがちゃとやると
やっぱりお前かぁ
というように人差し指を向けて
笑いかけてくる

そして一緒に手すりを動かしながら遊ぶ



それに飽きると
また二人で向こう岸を並んで眺める



もう随分とやって来ている
すぐ目の前だ




だんだんと人が集まって
自分達の後ろに列を作り出す

子供は一番前を誰にも譲らない



そしてゲートが開かれると
一人走り出して
誰よりも先にペナン島へと繰り出す

誰よりも早く
少しでも長く

このペナン島を満喫せてやろうと
その子の好奇心がそうさせているみたいだ


それに負けてられない


重いリュックを背負いなおして
その子の後を追う



20091024-4.jpg


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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


    name : LAN
    now : Quito ( Ecuador )
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