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神秘のベンミリア

アンコール朝遺跡観光二日目
今日は前回訪れなかったベンミリヤ
そしてみんなにオススメして
アンコールワットとトムとは別の日にしたかった
タプロムへ行く


タプロムは発見された当初の状態を今でも残す
森に取り残された遺跡だ

生命力のある巨大な溶樹に犯され
綺麗に敷き詰めれていた石の間に
根が入り込んでいる

静かに取り残されているけれども
その映像はかなり力強くて
静と動の迫力がそれぞれ迫ってきて
心配になるくらいに微妙なバランスで成り立っている

その中に佇むのは何とも贅沢な時間だった
そのイメージが強かったので今日はゆっくりそのタプロムと
もう一つの遠いと言うベンミリヤの二つだけにして
夕方はダウンタウンにあるオールドマーケットに行く事にした



ベンミリアまでトゥクトゥクで一時間半の贅沢な旅

今まで何としてでも出費を抑えようと
間違い無く観光地価格のトゥクトゥクを避けて通ってきた
ただ前回使った原付の後ろに乗って行くバイクタクシーと
トゥクトゥクの値段がほぼ変わらなかったので
昨日宿に落ち着いて色々と探し回る事に億劫になってしまって承諾した

そんな渋々のトゥクトゥクは想像以上に快適で
遺跡を廻って待っている屋根付きの籠
そこには疲れを受け止めてくれるフカフカのソファ
走り出すと森の中の気持ちの良い空気が飛び込んでくる

一時間半もの長旅もむしろ嬉しくて
景色を眺めながら将来の話をしてみたり子供の話をしてみたり
うたた寝をしてみたり



そうやってやってきたベンミリア
そこは何と


タプロムと同じような廃墟となって取り残された遺跡だった


20091129-1.jpg


完全にしくじってしまった
この後のタプロムのキャラクターが被ってしまう
しかもベンミリアの方が規模が大きそうだ

タプロムを押してしまった手前
これは大変に由々しき問題で
タプロムにも申し訳がたたない

折角の場所なのに僕のこの間違いのせいで
人の記憶に残らないかもしれないのだ


イメージとその時の人間の体調と気分は思い出に大きく影響する
別にお金を貰って仕事にしている訳ではないのでどうでもいい筈なんだが
自分の好きな所
自分の好きな人達
それぞれの歯車が折角だから上手くかち合って欲しい
そういつも気にしているのに


だからといって何が出来る訳でもない
ちょろっとガス抜きするみたいに
タプロムもこんな感じなんだしまったな
俺の判断違いだぁ
何て言ってみる


ベンミリアに来たのに頭の中はタプロム一色だ
目の前に通れそうな道をただ進んで行く

建物まで辿り着くと
そこは崩れてしまった沢山の石がごろごろ転がっている
そこに木の板が並べてあって人が歩いている

すぐ横には遺跡を管理していると思しき
グレーの制服を着た数人の女性が立っている
その女性に話しかけられる
こっちから行くんだよ
指を指された方向は思っていた木の板が続いている方ではない

ぼうっとしていた頭はなかなか
彼女の指す遺跡への入り口を見つける事が出来ない

進みださない僕達を見かねたのか
女性が前に立って歩き出した
そこは想像もしていなかった道だった

身体を横にしないと進めない場所を通り
沢山の木で四角く支えられた小さな門のような所の前に来る
女性は迷いも無くその中へ入って行く
他の遺跡だったら間違いなく立ち入り禁止のような場所
入り組んだ木々に辛うじて開いている入り口は僕の背の半分くらいだ
その向こうには上から崩れてきた石が思い思いの方向を向いている


20091129-5.jpg


意を決して入って行くと
本当に探検に入ったような
すごく荒っぽくて複雑な景色が目の前に広がる


20091129-2.jpg


光の明暗
草と石の柔硬
木とレリーフの自然人工


20091129-3.jpg


色んな対比が複雑に入り組んでいて
どの場面もどの角度も
一つとして飽きさせない
違った表情を持つ場所


20091129-6.jpg


ガイドの女性はぐんぐんと進んで行く
目まぐるしく変わる景色
でも何処か根底で同じ一つの強い意志が感じられる
だから全く違うようで
同じような景色


20091129-4.jpg


一体今自分がどの辺りにいるのかわからなくなる
迷路のような場所

タプロムの映像はすぐに消えて
どっぷりとベンミリアの世界に入り込んでしまった



ガイドの女性が無事に最初の場所まで連れてくる
それから僕達は遺跡の外周を廻る

裏側まで行くとそこに男の子が話しかけてきた
手には懐かしのパチンコを持っている
ポケットから小さな鳥を持ち出して誇らしげに見せてくる
木のブランコを紹介してくる
そして僕達の前に立って木々の間を歩き出す


20091129-9.jpg


先の方からまた沢山の子供達が現れる
一体何処まで来てしまったのだろう
全く違う景色に見える


20091129-8.jpg


そしてまたパチンコの男の子が前に立って歩き出す
僕達を促す
そしてある所まで来て立ち止まり
このまま歩いていけば入り口に行けるよって言って
僕達を見送る

有難うを言って歩いて行くと
見覚えのある遺跡の壁が目に入ってくる
後ろを振り返ると
男の子の姿はまだあったけれども
背を向けて森の奥に入って行く



20091129-7.jpg

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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


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