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睡眠不足


またしても昨日の就寝時間を考えれば
自分の中では信じられないくらいに早めに起きた
といってももう昼に近くなっているのだが

睡眠欲はまだ残っていたけれども
すぐに昨日の夜に感じた事を思い出して
外に出る為に起きた



ホーチミンシティ
ベトナムを初めて歩く


東南アジアの都市には必ずあるマーケット
今までの例にもれなく屋根付きの大きな倉庫にぎっしりと店が詰め込まれていた
都市の中に保存された市場だった


20091212-1.jpg


服を売る隣にお香を売っていたり
そんな横で肉屋があったり果物を売っていたり
また隣で屋台が鍋を振っていたり
と思いきや貴金属を売っていたりする

気にする気にしないではなくて
空間があればそこに入り込んでぎゅうぎゅうになって
隙間の無い液状の社会を形成する
まさに東南アジア

今までと何処が違うのかをあえて探すとすれば
ベトナムコーヒーのはっと意識をさらうような匂いと
フォーの中にある少し臭みのある肉の匂いと
独特の臭みを隠そうとしない荒いドリアンの匂い

倉庫の外に出ると外側の列には
宗教的にか文化的にかよく使われるのか花屋がずらりと並んで
これまた沢山の匂いを放っている



そのまままた別にお店が並ぶ通り
近くのドンコイ通りに向かって歩き出す



道の傍らに普段見かけないような行商が道に小さな棚を開いている
そこには大小の筆が絵の具が売っている
ついつい近づいて手に取る

日本を出てからずっと感じている事が一つあった

今まで通ってきた国々は文房具に対するモチベーションが
兎に角低く感じられた事
街の中で回っていた場所のせいもあるだろうけれども
それにしても文房具が自分の前に姿を見せてくる事は殆ど無かった

たまにあるノートやペンは何とも粗末な感じで
とても興味の沸くものではなかった

ただここには懐かしい日本の雰囲気を感じた

それは多分一つの種類の物が大小に細かく分類され
沢山のわがままに細かく答えられるようになっていた事
その配慮が感じられたからかもしれない

ふとその行商の横を見ると
そこにはちゃんと店を構えた文房具屋さんがあった
その隣もそう
簡単な文房具道りになっている

合間にはギャラリーもあった



歩き続けて行くとオペラハウスが道のど真ん中に位置して
片道三車線の大きな道は迂回して
走り回る原付は蹴散らされるように回っている


20091212-3.jpg


建物は少し小ぶりに見えたが
装飾も押さえ気味で
街は自分を中心に建てられたんだと言わんばかりに
むすっとどっしり居座っている



ドンコイ通りは沢山のハイクラスホテルが建つエリアだった
五つ星のマジェスティックホテルをはじめ
シャングリラ
シェラトン
コンチネンタル
パークハイアット
周りにはやってきた上客を受け止めようと
沢山のレストランやバーが稼ぎ時の夜へ向けてひっそりと休んでいた
静かな店を目の前にホテルは正面玄関にあるプレートにみんな星を堂々と輝かせていた

そんな中に小さく幾つかのギャラリーや本屋が隠れている
東洋のパリと言われる所以がここにあるのだろうか
まあカンボジアのプノンペンだって東洋のパリと言われているみたいだし
そんなのは何の参考にもならない下らない標語なんだが
むしろパリを東洋のホーチミンシティと言わしめるくらい何かどぎつい匂いが欲しい


20091212-2.jpg


本屋の前を通ると昨日のロバートハリスの熱がこみ上げてきて
少しリズムが乱れる



愛二がポストカードを送るのでそのまま中央郵便局まで行く
観光名所にもなっている中央郵便局
正面で記念撮影をしている中国人達がいる

中に入るとドームに覆われた空間にすぐに飛び込む
その正面に大きなホーチミンの肖像画が据えられている

送付の手続きをしている愛二を硬いベンチで待つ
横にはゴミ箱兼灰皿が置いてある
ぼおっとカウンターの遣り取りを眺めていると
目の前をマイクに向かって片言の日本語を喋っているベトナム人が通り過ぎて行き
その後を沢山の日本人がぞろぞろと音を立ててついて行く


20091212-4.jpg




日が傾き始めて
夕日に照らされた道を戻る

道にはさっきとは比較にならないほどの原付が溢れている
夕方の帰宅ラッシュは何処も一緒らしい
ただ信号がほぼ何処にもある日本とは違って
ここにはある交差点の方が珍しい


20091212-5.jpg


原付が当たり前のように交差点の真ん中で交差する

と思いきや
なんと信号も無いのにタイミングを同じくして片方の一通車線が交差点の手前で停まり
それを見計らって別の一通車線が動き出す
みんなには信号と停止線が見えているみたいだ




宿に戻ってくると何だかとても騒がしい
気勢のような騒ぎ声が向こうの大通りの方から聞こえてくる
気になって歩いて行く僕達の後ろから
すごいスピードでベトナムの国旗を担いだ原付が駆け抜けて行く

よく目を凝らすと大通りには黒い渦の上に沢山の赤い旗が見える

そこには渋滞なんかとは訳が違う
力のこもった大きな流れが襲っていた
一体何台の原付に何人の人が乗って何本の旗を掲げているんだろうか


20091212-6.jpg


すぐに本の中でしか読んで知らない
昔の学生闘争のような騒がしさが頭にやってくる
文字から想像したデモの映像そのままが目の前で繰り広げられている

ハッキリいって
これほどのうねりは見た事が無いし
今の日本に果たして起こりえるだろうか

学生闘争を繰り広げてきた大人達は事ある毎に言う
今の若者にはパワーが無い自分が若かった頃は

そんな事を嫌でも聞かされてきた「若者」は
どうしてもそういう意識を植え付けられてしまって
でも反抗心はあるからひねくれて違う発露を求めてしまうような気がする
ひねくれてとはあくまで昔の反抗心に対してである

そんな意識があったから
今の目の前に繰り広げられている行進は
ストレートに激しく闇雲に当り散らすような荒々しさを
頭の中のイメージと目の前の映像から
衝撃を持って心にぶつかってきた


一体何にそのエネルギーをぶつけようとしているのはわからなかったが
そのストレートな荒さが
昨日本を読んで感じた熱と相まって
ドキドキする気持ちを抑えられなかった



正しい間違っているは置いておいて
ストレートな発露の相手への衝撃の強さを感じ取った


また今日も寝れないかもしれない



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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


    name : LAN
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