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ローカルのお店


相変わらずバンダは終結する様子は無い
たまに街中を大声でデモ隊が練り歩く

一度先頭がやってくると
僕達は道の端に寄って彼等が通り過ぎるまで待つ

ただその列はなかなか途切れる事は無くて
10分以上待つ時もある


大きな集団同士の合間
列が途切れ途切れになった所を狙って道を渡ったりする





そんなんだから店は開いている訳も無い





きっと商店の店員もやる事が無いんだろう
道や広場には沢山の大人達が子供の相手をして遊んでいる



兎に角


暇そうだ








そんな中、僕達は最高の場所を見つけた








こっちにやってきて二日目
まだバンダが始まる直前の事

オッキーが朝チャイをしようというので街に出た


朝チャイとは読んで字の如く朝飲むチャイの事で
朝温かいチャイを飲んですっきりして一日を始めようという
素晴らしき習慣



遂にチャイ圏内に入った僕達

タイに居て少し生活のリズムが崩れていた僕達
常々朝方に直してゆっくり朝から街を散歩したいと思っていたのもあって
是非その流れを作ろうとオッキーについて行く事にした



オッキーが前回カトマンズに来た時
よく行っていた街角チャイ屋さんがあるというのでそこへ向かう

ただその辺りまで行っても見当たらない
どうやら無くなってしまったらしい

まあ5年も前の話なので無くなっていてもおかしくは無い


オッキーが道端に居た人に尋ねる
そうするとその人が「こっちにあるよ」と
路地の方を指差す

その路地の方を見るが
建物の横に小さな下り坂の路地があるだけで
その先にもその辺りにも何もある気配が無い


僕達が立ちすくんでその方をただ眺めていると
その人が「しょうがないなあ」という感じで先に立って歩き出した

それはやはり下り坂の路地の方なのだが
そこに入らずに路地の入り口に立って建物の壁を指している

そこには下りなって建物の地下が現れて見えてきた所に
いくつかの窓があるだけの壁

まだ僕達が不思議そうに見ていると
その窓の中を指差しす

ついて行ってみると
薄暗い窓の向こうに部屋があって
いくつかのテーブルと椅子が見えるではないか


いくつかの窓の向こう側に暖簾のようなモノがあって
どうやらそこから入るらしい





中はやはり薄暗くて天井も低い

が、ちゃんとカウンターもあって
おとうさんが何かを挽いていた


「やってる?」


と聞くと
ちゃんと英語で「やってる」と帰ってきた


20100505-1.jpg


そこで無事に僕達は朝チャイを飲む事が出来た
しかもここのおとうさんがすごくいい人で
どうやら地元の居酒屋兼レストランみたいになっている場所らしく
色々なつまみや料理があるらしく自慢の料理を僕達に勧めてきた

その勧め方がなんとも優しい感じで好印象だった


うちにはピザもあってスープもあって
カレーもあるしやきそばもあるし、、

今日はチャイだけでいいよ
また来て食べるよ

と言うと

是非そうしてくれ
本当に美味しいから

何てすごくいい笑顔で対応してくれる


日本だったらこれは当たり前の対応に思えるけれども
こっちだとそうでも無い

店で値段やこれは何?みたいに訊ねると
その時は笑顔で答えるのだが
ありがとう、と言って立ち去ろうとすると
何がいけないんだ?気に入らなかったのか?いくらならいいんだ?
と捲くし立てる様に言ってきて
そして結局立ち去ると笑顔も何も無くなって
「冷やかしなら声を掛け無いで欲しいね」
とでも言う感じでむすっとしてもうこっちに目も合わせない

こうなると軽い気持ちで何も聞けない

ネパールでこれだからきっとインドでも大変だろう
そうやって少し気持ちが暗くなる



そんなんだからここのおとうさんの対応は本当にキラキラ輝いて
僕達の心の中に仕舞われる事になる



だからバンダが始まって何も無い街を歩いている時
ふとあのおとうさんの事が思い出されて
僕達の足はそこへ向いてしまうのだ




そうするとバンダにも関わらず
いつものように店が開いているではないか




おとうさんは今度は何かの肉を叩いている
聞いてみると前回にも勧められたウサギの肉らしい

ウサギの肉何て勿論食べた事無いから
凄く興味があった
今回は是非それも食べて見ようじゃないか

そうそうこの間行っていたトマトと竹の子が入ったスープも食べて見たい
カウンターの中を覗いてみると他にも色んなカレーらしきモノがある

バンダで満足に何も食べられていない僕達は
おとうさんの最高の笑顔にもつられて
あれもこれもという感じでどんどん頼んでいく





通称『豪華プレート』


20100505-5.jpg


カウンターの中にあった四種類のカレー
豆と野菜と芋とバフのカレー
それにかたーいライスを潰したようなモノで40ルピー

僕達が端にあるもう一つのボールに入っているのが何かと聞くと
これがウサギの肉だという

欲しそうな顔をするとおとうさんが「おーけー、おーけー」
なんて笑いながらどっさり入れてくれた
五種類の味が楽しめるまさに夢の豪華プレート!


20100505-4.jpg


ちなみに『バフ』とはバッファロー、水牛

ネパールでもインドと同じ様に牛は神聖な生き物として決して食べない
食べないのは事実なのだがネパールにはそこに抜け道が存在する

何と水牛は食べるのだ
しかもかなり庶民的な食べ物として
みんながみんな当たり前のように食します


牛はダメで水牛はいいだなんて
なんだか子供の屁理屈みたいじゃないか!


水牛っていったって牛じゃないのか!?
見た目殆ど一緒だし

まあでも肉が食べられるのはいい事ですから
こちらとしてはいいのですが

ちなみに味はビーフよりも堅くすこーしだけ味に癖があります


ウサギの肉はどうやってやったのかは定かではないが
食べて見ると味のしっかりついたジャーキーのようで
すごく美味しかった
酒の肴にぴったりといった感じ



『ピザ』


20100505-6.jpg


クリスピーピザのようなかりっとした生地に
トマトとポテトがのり
最後に卵を落として出来上がり

食べるとふわふわしていて
ジャガイモも入っているから食べ応えもあって満足の一品
一枚40ルピー



『トマトスープ』

ちょっとぴりっとするけれども
竹の子がふんだんに入っていて匂い味共に香ばしさがあり
身体も暖まってほっとする
10ルピー



『パンケーキ』

デザートでは無い
ピザが少しぴりっとしただくだくのチリソースに浸っている
中身はピザの中に例のウサギの肉が贅沢に入っている
40ルピー




結局、勧められた料理をすべて試してしまった


それから幾度と無く足を通わせたのは言うまでも無い


安い美味しい
バンダでもやっている

おとうさん曰く
「ここは少し街の中心から離れているし何より道から見えないからね」

間違いない
バンダの中の天国

そりゃあ行きます




そして何よりおとうさんの接客



こういう所はやっぱり接客命であるという事を
身を持って感じた次第であります



ローカルのお店っていいなあ



20100505-3.jpg


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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


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