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クリケット熱

サノさんのお店は日曜日がお休み

まだ何処にも観光に行っていない僕達を色々と連れて行ってくれる
とサノファミリー(正確には苗字はカーンなのでカーンファミリー)の
従兄弟カーンさんが言ってくれ
その待ち合わせ場所の郵便局に20分前にやってきた


先日サノさんの家にお邪魔した時の話だが
用事があって遅れてやってくるというサノさんの代わりに
その従兄弟カーンさんがタクシーで僕達を先にサノ宅まで連れて行ってくれた

僕達にとっては始めての郊外
すぐに見慣れた景色は通り過ぎてしまって
いや正確に言うとタクシーに乗る場所だけですでに圏外であったのだが
それでもごちゃごちゃにこんがらがったマーケットを抜けると
静かな池のある大きな公園があってつい外に視線が釘付けになる

突然視界が開けてワシントンDCにある連邦議会のような
白亜の巨大な欧風建築がライトアップされているのに
僕達はついつい歓声を上げてしまった

「何あれ!?」

すると向こうも驚いた顔をする

「ビクトリアメモリアルだよ!知らないの!?」

一体このコルカタ滞在の間に何をしていたんだと
笑いながら言われてしまった

「食っちゃ寝か」

間違いありません
だって安いし美味しいしそこはしょうがないだろう


とそんな事があって
彼がじゃあ休みの日曜日に連れて行ってあげよう
という事になった次第




待ち合わせは随分とゆっくりな午後二時
僕達はお腹が空いて食べ歩きをしながら行こうと少し早めに宿を出たのだが
忘れていた、今日は日曜日
マーケット周辺は殆どシャッターを閉めていてそれは食べ物屋台も例外では無く
結局チャイだけ飲んで空腹を紛らわしながらやってきた

という事で待ち合わせ場所に20分も前に来てしまった
こっちでそんなに日本的紳士の行動をとっても
間違い無くバカを見るだろうに
まあする事も無いのだからそこで待っていた

ただ二時になろうとも30分が過ぎようとも一時間が過ぎようとも
一向にそれらしい人はやって来ない
最終的には僕達はそこの野良犬の群れの会話を判断出来るまでになってしまった
いやこれは冗談では無い


20100613-1.jpg




その後マーケットの客引きにたまたま出会う
彼の知り合いに頼んでサノさんに電話してもらうも
結局落ち合う事は出来無かった


まあ観光なんぞしなくてもいい
もう充分コルカタは満喫出来ている
きっと仕事が忙しいのだろう
そこを無理に頼んだのがいけないのだから

腹を立てる気は全く起きない
何故なら腹が減っているから
立つどころか凹んでいるのだから当たり前だ




落ち合う事を諦めて歩き出すと
道で遊んでいる子供達の集団が居た



ネパールに入ってからよく見る光景

休みの日に車もバイクもリキシャーも通行人も通る大きな道で
沢山の子供達が棒を振り回しボールを追いかけてはしゃいでいる


20100613-2.jpg




クリケットだ



御存知英国連邦の間ではどんなスポーツよりもクリケットがアツイ

日本では余りメジャーでは無いが
何となくオーストラリアが強いイメージはある

オーストラリアではよくバーでクリケットの中継がやっていた
一度サッカーの日本対オーストラリアをやった日に
スポーツバーに友達と観戦しに行った事がある

別にサッカーの人気がそんなにない訳では無いが
それにしてもそこのスポーツバーの人気の無さにはびっくりした
大体現地にいる日本人ばかり
しかもいくつもあるテレビのうちのメイン他数個は辛うじてやっていたものの
数にして果たしてどっちが多かったか
多分その日のクリケットリーグの試合をやっていた方が多かったと思う


実際国際マッチではオーストラリアが強いのだが
実はそれにも負けないくらいにインドが強いのだそう

前回の国際大会ではインドが優勝したそうだ




まあそんな感じでインド人の誇るべきスポーツであり
当然やらないにしても誰しも見るような
そしてもしかしたらクリケットのルールも知らないと
非国民と見られかねないくらいの
日本でいえばベースボールのような存在がクリケット




そんなインド人のプライドのスポーツなのだから
勿論子供達も夢中になる


そんな夢中になった子供達が僕達が歩いている道で
必死に走り回っている


「やってますねー」


ネパールのバンダ中によく見たので
懐かしさと共に相変わらずクリケットのルールがわからないだけに
何が面白いんだろうと不思議な感じで夢中な子供達を眺める


そんな気持ちが表情に出てしまったのだろうか
子供達が突然僕達の方にやってきて


「やる?」


って言ってきた

まだ返事をしていないのに何故だかチームが組まれていて
あっという間に試合開始になってしまった
しかもまだ守りならやってきたボールを追いかければいいが
どうやら僕達は攻撃の側らしい


「いや、ルール知らないんだけど」


「よし、君はここのラインに立って、僕が打ったら走って向こう側まで行くんだ」


「はぁ、、」


向こう側など一体何処なのかわからないが
彼はすでにバッターボックスに立っていてやる気満々である

彼は子供達の中でも歳が一回り大きく
明らかに「ずるい!!」っていう身体つきをしていて
まあよく打つ


20100613-3.jpg


気持ち良く弧を描いて後ろのタクシーの屋根や
みかんジュースの屋台にボールを落としていく

それを見て僕が走り出そうとすると
向こうは『待て』のサイン

どうやらこれはホームランのようなものらしい


うーん





結局僕達はそれぞれバッターボックスに立って
守りもしてピッチャーもやって半時間走り回って汗びっしょり

いつの間にか周りで見ていたおじちゃん達も入ってきて
勝手に審判の真似事なんかしだして
ホームランかどうかの判定の時なんか
子供相手にムキになったりなんかして

僕がぎりぎりのボールをキャッチした時なんか
通りすがりの人が突然横から
「今のは良いキャッチだ」
なんて言って行っちゃうし


その度にルールを教えられるモノだから
結局全体的にクリケットの面白さを判断するには至らなかったが
それにしても身体を動かすのは気持ちが良い


20100613-4.jpg


ただ


僕達はお腹が空いていた筈である



もうヘトヘトだ

と思ったら今度は本場のイングランド人二人組みが通りすがった
子供達は彼らも入れて「国際試合だ!」とか喜び始めたが
僕達は彼等にチェンジを申し入れてその場を立ち去る事に



意外にも子供達の方が聞き分けがよく
熱が入りだしたおじちゃん達が

「なんでもう行っちゃうんだ!あとちょっと、もうちょっとやろう!」

と強く言われたのにはびっくりした



インドのクリケット熱はアツイ



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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


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