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バナラシでの何でも無い一日



朝早く起きようとするのだが
僕達の部屋は窓が無いので真っ暗でなかなか起きれない
気が付くと10時とか

すでにその時にはかんかんの日は頭上高くに昇ってしまっていて
外は灼熱の砂埃に舞っている

日差しが入ってこないといっても部屋の中が涼しいという事も無い
窓が無いからまず篭っているしうちの部屋独特の嫌なにおいが充満していて
寝起きは良いとは言い難い

何度も目を覚ましては寝返りを打ってを繰り返して
さすがに暑くて身体を起こすけれどもそこからすぐには動けない
上体を起こしたまま10分はそのままである

何とか起き上がって活動を始めると
そこでお腹がぐーとなってしまう



外に出て宿の近くに見つけた安食堂へ向かう
安食堂といってもあるのはタリーだけ

タリーとはネパールで言うダルバートの事で
豆スープにライスかチャパティにカレーという
南アジアのご飯と味噌汁

だからそれぞれの地域で趣向が違う

バナラシのタリーは
カレースープに近いダル(豆スープ)にライスとチャパティに芋のカレー
そこに生玉葱が添えられているのが基本だ

今まで通ってきた地域のタリーはライス『か』チャパティを選ぶ感じだったが
バナラシはなんとライス『と』チャパティが来る
少し得した気分だ


あと


生玉葱なんか食べれるか!なんて思われるかもしれないが
意外にこれが食べれる
というかむしろ今となっては無くてはならない
それくらい美味しい

日本の玉葱に比べてだいぶ小振りで
片手でオーケーサインを作る時の丸くらいの大きさ

きっと水抜きなんてやっていないだろうに辛くない
これを辛めのカレーの合間に食べるとむしろ甘く感じて美味しいのだ、本当に
スイカに塩というのと同じ効果だろうか

もし日本に帰った時にインド料理屋さんに行く機会があって
タリーを頼んだ時に玉葱が出てこなかったら間違い無く要求する



「ここのインド料理人はインドの心を忘れてしまった、、」

と嘆くかもしれない

それくらい大好物になってしまった
このインドの玉葱が



僕達が安食堂に入って行くと
もう常連と認めたのかタリーしかメニューが無いから人が入ったら兎に角そうするのか
男が僕達をちらっと見るだけでオーダーを聞きもしないで作り出す


20100627-1.jpg


あっという間にタリーは僕達の前に現れる

当然スプーンやフォーク等という便利な物は出てこない
僕達も聞きはしない
右手を使って食べる


なんで手なんかで食べるんだろう、理解が出来ない
これが日本人の大体の思いだろうが
多分に洩れず僕もそう思っていた

それと相まって

「何であんなに起用に食べれるんだろう」

という想いもあった


『あった』という過去形で書いたというのは
既に僕達はそれを克服した事をまさに表している

コルカタでサノさんの家にお邪魔しタリーをご馳走になった時も
スプーンにフォークは無くて右手で食べたのだが
その時僕達はまだ『やり方』を存じ上げず闇雲にやって
口の周りにお皿の中身やその外側までぐしゃぐしゃにしてしまっていた
サノさんにどうしてそんなに上手く食べれるのか聞くと教えてくれた


タリーの食べ方は

まずご飯に豆スープをびしゃびしゃにならない程度にかけて浸す

お好みでそこにカレーをかけて軽く掻き回す

食べるくらいの量が混ざったら右手の先をすぼませてご飯汁につっこむ

指先を回転させたりして塊にしてご飯を四本の指の腹に乗っける

その時親指は折り曲げて掌の真ん中くらいの所に折りたたむ

ちょうど掌でご飯の塊を弾くような形になる

そのまま口まで持って行き口を開けて親指を押してご飯を放り込む


これが基本
こうすると意外にすっぽりとご飯を口に入れる事が出来る

まさか手で食べる時に『やり方』なんて存在しているとは想像もしていなかった
無事にサノさんのお陰でしっかりと『食事』が採れるようになった訳である


だからと言って完全に綺麗に最後まで食べきる事は難しい

何処かで出会ったインド人が手で食べる方が綺麗に食べれるなんて言っていた
確かに骨付きの肉なんかを食べる時はしっかり食べれるかもしれないが
インド人は過半数がベジタリアンではなかったか?
それに安食堂のインド人達を見ていると結構皿の上にご飯粒が散らかって終わっている
僕は一生懸命最後の一粒まで食べようとするのだが
汁に浸ってしまった小さなご飯粒を取り上げるのにいつも苦労している


まあそんな感じで手で今は食べている
きっと日本人が外国人が箸を使うのを見るのと同じ様に
僕達もインド人達に見られているのだろう

そんな視線の中僕達は汗だらだらになりながら食べる


20100627-2.jpg





食事を終えると一日の始まりの飲み物を
選択肢は二つ

チャイかラッシー

チャイは本当に国民的飲み物でそこらじゅうで飲める
ラッシーもインドを代表する飲み物であるがお店の数はチャイ屋程では無いし
値段に美味しさのバランスが取れたお店を見つけ出すのはなかなか至難である


チャイは基本的に冷やして飲まない
どんなに外が暑くてもアツアツでくるから
飲む時は必ず汗だくになる
『暑い時にこそ熱い物を取る』だろうか


そんな事言ったって冷たい物を飲みたくなる時もある訳で
その時は苦労して少し離れた所に見つけたラッシー屋まで頑張って歩いて行く

ラッシーは店によっては氷を入れず生ぬるいヨーグルトを飲む事になる所もあるのだが
僕達の見つけた場所はしっかり氷を入れてくれ砂糖もバランスよく入っている
日本の飲むヨーグルトを思い出すくらい
すごく飲み易く美味しくそして安くて気に入っている


20100627-3.jpg




そうやって昼食を済ませて宿に帰ってくる
もう汗はダラダラである

そこでまずはシャワー
そのついでに洗濯



こっちの暑さは本当に半端ではない

屋上に洗濯物を干せば10分で乾く
これは冗談ではない

一度Gパンを洗った時も
一時間もしないでからからになってしまった




シャワーに洗濯をし終わって
宿でだらだらする

もう外は灼熱の地獄である
日が落ちるまで活動を控えなくてはいけない




夕方になってやっと宿の外に出る

4時くらいだとまだ日は天にいるから傾いているといってもまだ暑い
ただガンジス河沿いに出ると風が吹き始めていて
生ぬるい風といえども少しの清清しさを感じる事が出来る

クリケットをやる青年達に賭けドランプを囲んでやっている大人達
観光客と見て取ると駆け寄ってくる子供達

そんな中河沿いにあるチャイ屋さんの側の石段に腰掛けて
チャイを一杯飲みながら河や人を眺める


20100627-4.jpg





程無くして空が暗くなってくる
早く帰らなくては迷路に迷ってしまう

急な石段を登って宿に戻る





部屋でごろっとしていると
開けっ放しのドアから宿のオーナーやコックに従業員が
入れ替わり立ち代りやってきて僕達の部屋で暇を潰していく


20100627-5.jpg


いつの間にか宿の受付の電気が消える
もう夜中を回っている


当然僕達はまだ眠く無いから
本を読んだりいろいろこまごました事をやりながら


そうして一日が終わってしまう






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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


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