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NYC仲間へのラブレター

20120102









ユウタ氏は年齢が一番上という事もあるが
何よりもそのキャラクターが頼られる存在だった



僕達は大概ユウタ氏の泊まっているホテルの一室に集まっては
顔を付き合わせてあーだこーだやり
ニューヨークの街に繰り出しては
また戻ってきて飲み物やスナックをつまみながら団欒をした
ユウタ氏はいつもウェルカムの姿勢だった


そんな『お父さん』は結構な仕事人間で、実は会社の中で勿論自分の中にも
いくつものマイルストーンを設定して日々邁進しているという
かなりの努力家だ

今回のニューヨークも
日本支社からアメリカ本社へ一人だけ許される
単身赴任のチケットをつかみ取り
アメリカはシンシナティで二年生活した後の
日本に戻る前の少しの休暇である

だからホテルのクローゼットには沢山のスーツにシャツがかかっていた
彼がスーツを着た時の背中は
まさに『かっこいいお父さん』と言うに相応しい

この二年のアメリカ生活の中で随分と手に入れたものがあったに違いない
どうやらそのお腹にも沢山の物を手に入れたみたいだが
(元々の知り合いであるジュンコの話によれば随分と太ったらしい)
そのお腹がまた恰幅の良さを出しててスーツが随分と似合う


そんな自分に厳しいお父さんもみんなの前では優しい包容力を見せる
彼はいつも誰かを笑わせようとしたり
グループのバランスやひとりひとりの事をよく見る

会社で営業畑出身だというふうに捉えると失礼かもしれないが
納得に足る観察眼と優しさを持っている



ツウがみなより一足先にニューヨークを経つとなった時
彼は出発の前に皆でランチをしようと提案する
しかもそれは餞別という形でツウを招待し
さらにはそこに居合わせた全員をも招待する形で

恥ずかしながら僕もご馳走に預かる事になったけれども
ニューヨークでの特別な年越しを共に過ごしたとはいえ
まだ前日に出会っただけの人にこんな事できるのは
まさに『お父さん』ユウタ氏だからだろう



20120102 (3)











そして、それと同時に皆の気を引く
何よりもツウのキャラクターが元気に溢れていた


彼女の本業は保母さん
それらしく皆がなかなかやり出さない事や
恥ずかしかったりする事も率先してやる

それは勢いだけでは無い確かな優しさに支えられている
皆が下を向きそうになった時
お互いを牽制して一歩が踏み出せそうに無い時
彼女は先陣を切る
そうして全体に安心感を与えてくれる

いや、むしろ不安を感じさせる前に持ち前の元気さで振り切るから
僕は安心感を与えてもらっているのも気がついていなかったかもしれない



そんな彼女と僕はオーストラリアで出会った訳だが
ツウはオーストラリアのワーホリの後にカナダのワーホリに行き
そこでなんと偶然バンクーバーの道端で愛二に出会った

なんとも運命めいた話だがそれもあながち間違ってないのは
何とツウがこの度旅人宣言をしたからだ

持ち前の元気さと勢いは遂にさらなる世界へ飛び出した訳だ


そんな中でツウはニューヨークの後
アメリカを南下して一気に南米へ飛び
まず愛二と合流して旅をして行くという

なんとそこにはツウだけでは無く
アヤカちゃんも行くという















バンクーバーで愛二に知り合った人が
二人も旅に出る事になったのも驚きだが

何よりもアヤカちゃんのキャラクターが
旅とは結びつかない程愛らしかった



タイムズスクエアでカウントダウンを済ませた後
ユウタ氏の部屋にみんなで戻って乾杯した

その時、部屋にある二つのダブルベッドにそれぞれ
思い思いの場所に座ったのだが
アヤカちゃんはその小さな身体をキレイにたたんで
さらに小さく正座してベッドの真ん中にいる姿は
それはそれは縁起の良い座敷わらしのよう


そんな彼女が旅に出ると言って南米行きを決めたのは
とてもびっくりしてしまう事ではあるのだが
じっくりと彼女を見ていると、いやそんな事も無いのかもしれない


ユウタ氏がカウントダウンを盛り上げようと
事前にコスチュームショップで買ってきていた
フレームが2012と型どられたサングラス

初めはみんな楽しげに付けて回すも
やはりその熱は冷めてしまうものである

そうして2012フレームを見かけなくなって暫く
ふと見渡すとアヤカちゃんが付けている
それだけでも随分と僕を笑わせてくれるが
彼女はそのまま最後まで付けきる

天然、と言ってしまえばそれまでだが
間違い無く僕には、彼女は図太い、
なかなか動じない精神が備わっているようにも思える














動じないといえば
まだ一日しか行動を共にしていないにも関わらず
バラバラにならずに全体としてなんなく動いていた

そして何よりもトモモのキャラクターがその全体のバランスを表していた



皆がそれぞれ日本を飛び出して海外生活が長く
社会性よりも自由さが強調された生活をしている

そんな個々が集まった集団が
一日少ししか居なくてうまく全体として行動出来ている事が驚きだが
それはそれぞれがきちんと周りの見れる人だったからであるし
その最たるはトモモであった


トモモの本業は美容師
ツウと同じく過去にオーストラリアのワーホリ経験があり
今カナダのワーホリでトロントに来ている


自由勝手に発言する人が多い中で
彼女は常に良い聴き手に回っていた

きっとまた別の友達の前では違う顔を見せるだろうけれども
少なくともこの集団の中では強さよりも柔らかさのある感じだった



ツウの送別会の後、アヤカちゃんともバイバイし
ユウタ氏も日本に帰った後

残ったシンヤ君とトモモとジュンコと僕の4人で最後の夕食に行く事になった
何処に行くかを決める為に行き来をし
最終的にSOHOにある老舗のハンバーガー屋さんへ行く事になった


今まで僕達はラーメンやらフォーやら
ニューヨークなど関係無いような場所に行っていた訳だが
ここに来てやっとニューヨークらしい食べ物にありつけた
そしてこれはもっと前、何処に食べに行くか決める時に
トモモが食べたいと提案したものだった

彼女はそのハンバーグを食べた後
僕がこのニューヨークで見た中で一番嬉しそうな笑顔をした


ラーメンとかフォーは僕の無計画さや
あまり気に留めない無頓着さが引き起こした所が多分にあって
その笑顔を見た時に僕は随分と反省した



20120102 (1)















そんな感じでニューヨークの7人の出会いは
期間限定の中で随分と深い中を気付いた訳だが

何よりシンヤ君のキャラクターが引き付け合わせる役割を担った



彼は父親の出張で中学生の時にアメリカにやってきて
その後家族が日本に帰国する中一人アメリカに残って生活を続け
ユウタ氏がいたシンシナティで働いている

ユウタ氏とは元々知り合いだったが
この度のニューヨークは別口でやってきていた

少し前に彼がトロントに遊びに行った時に
そこで知り合ったトモモと話が盛り上がって
二人でやってきていたのだ


そしてシンヤ君がまず大晦日の前日の夜にユウタ氏に電話を掛けたのが
7人の出会いの始まりだった



シンヤ君は今サラリーマン生活をしていながら
音楽活動をしている

元々音楽が好きでプライベートでずっと続けていたのだが
去年の中国への旅がキッカケになって
大きく人生の舵を切ろうとしている所だった


そんなシンヤ君がみんながカウントダウンを
タイムズスクエアで待っている時にある提案をした


『この出会いと思い出から一つの曲を作る』


この発言は明らかにみんなのテンションを上げ
よりみんなが深く結ぶ付くキッカケになったといえる



モノづくりや表現は、独りよがりではなくて
何かに対する『奉仕』の精神があったりするものなのだと
改めて再認識させてくれた


彼はそういった意味で本当に優しい部分があった


何か道がわからなくなったり
次にどうしようかとなって適当に出てきた言葉を
ひとつひとつ拾って全部調べたり誘導してくれたりした


ハンバーグ屋さんでの最後の夕食

先にニューヨークを発つのはシンヤ君達だというのに
これまた僕達は餞別という形で招待され
さらには帰りに車で送ってくれまでしてくれた



20120102 (2)























何処からかそれぞれ集まって出会った7人は
そうやって徐々にお互いを認識し合い
そしてそれぞれの目的地へまた散っていった


不思議だが7人全員が揃っていたのはたった一日しかない

なのにニューヨークの思い出はこの7人の顔で溢れている



20120102 (5)






ありがとう、みんな





世界の交差点、ニューヨーク

そんな混雑の中で出会えて本当に嬉しかった




20120102 (4)



























それにしても僕はいつも沢山のモノを貰ってばっかりだ

もっともっと
僕が何かを出していける人間にならなくては




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No title

感動しました!
嬉しい。ありがとう。
1日限りの出会いだったけど深かったね。
またあのメンバーで日本で一緒に年越ししたら楽しいんだろうな☆
そんなプランを実行したいです!!

Re: No title

> tsubasa

読んでくれてありがとう!
確かに、その案賛成!!ぜひまた同じメンツで年越ししよう。
一体いつみんなが日本に揃うか全く想像がつかないけどね。。
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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


    name : LAN
    now : Quito ( Ecuador )
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