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これは別に旅の洗礼では無い

20120114







驚いた事にマイアミ空港へ行くバスから
僕の周りにはスペイン語が溢れ出した




乗客はみんな浅黒い肌をしていて
会話を聞いてみれば全く理解は出来ないけれども
節々に『ラパス』やら『リマ』やら南米の地名が出てくる

最たるはバスの運転手で
どっちかというと英語がカタコトで
車内のアナウンスをスペイン語でする




まだ僕はアメリカ合衆国に居る筈なんだが、、




どうも旅の神様の粋なはからいか
オーランドを出発した瞬間から
南米行きの空気が僕の周りに漂い始めた



















バスの運転手の優しさで
空港の最寄りのホテルまで行く筈の所を
わざわざ空港まで送ってくれた

僕は満面の笑みで言ってみる




「グラシアス!!!」




大学でスペイン語をちょっとやっていたジュンコに
急いで簡単なスペイン語講座をやってもらいながら
僕達は遂に南米行きの飛行機で北米を飛び立つ



























南米系の航空会社である飛行機の中は
すっかりスペイン語一色

フライトアテンダントも英語は話すようだが
やはりあまり得意ではなさそうだ



南米はブラジルと右上のガイアナ諸国を除けば
全てがスペイン語圏

考えたら向こうの人達はスペイン語一ヶ国語が出来てしまえば
大陸中を散歩できる訳で日本と同じ様に外国語を覚える必然性に乏しい



南米に行けばすっかり英語が通じなくなって
スペイン語を話せるのと話せないのとでは
全く状況が変わってしまうと言われている

日本と同じ様に外国語を覚える習慣はあるかもしれないけれども
彼等の中では使う機会に恵まれないのかもしれない



何だか少し親近感が湧くが
僕と彼等の間には共通の言語が無いから
僕にとってはどちらかと言えば死活問題だ

グアテマラで三週間みっちりスペイン語を学習してから
南米に入った愛二と違って
全く勉強していない僕は何とかしなくてはならない






















と、真面目な話をしておきながら
結局先延ばしにしてしまう訳で




だって、この飛行機

今まで乗ってきたような
水やカーペットまで有料にして航空チケットを安くする
格安航空会社LCCでは無くて

機内食や飲み物飲み放題のリッチ航空会社なのだ




僕がビールを飲まない訳が無い









マイアミから何故か知らないが一回の乗り継ぎの筈が
コスタリカのサンホセとコロンビアのボゴタで乗り継ぎに勝手に変更になり
二回乗り継いで行くというちょっとハードな航路

乗り継ぎの空港では水も食べ物もバカみたいに高いから
9時間待ちとかでもからっからに喉が渇いても
我慢して最終飛行機に乗り込む

そこでビールどうですかって言われたら頼むでしょう


いや、本当はこっちから我慢出来ずに頼んだけどね


結局映画も見ながら
あっという間に缶を三本開けている


ビールを飲めばどんどんテンションが上がって
絶好調で南米イン!!!



20120114 (4)



























という事にはならなかった


むしろテンションはどんどんと下がって
お腹はグルグル言い出して
動悸が激しく呼吸が苦しい


隣を見ればジュンコも座席で身体を小さくしている





どうしたどうした

































そんな僕達の状態をよそに
飛行機は地面に乱暴に飛び降りて何度か上下にシェイクしてから
ボリビアはラパスに降り立った



何とかイミグレを抜けてゲートをくぐると
朝3時だというのに人がわあっと群がってくる

タクシーの客引きを精一杯かき分けながら
開いているベンチに二人で倒れ込む


そのまま僕は回復する事無く
朝がやってくるまでうずくまる


















ボリビアの憲法上の首都はスクレだが
行政機関や経済規模で実質首都とされているのがラパスだ


このラパスは世界で一番高所にある首都とされている
その標高なんと富士山の山頂以上

さらには国際空港であるエルアルト空港は
世界で一番高い所にある空港で
その空港がある街エルアルトも
世界で一番高い所にある街という

ちなみにエルアルトの標高は4400メートル


あれだけ頑張って登ったネパールの
アンナプルナベースキャンプよりも高いなんて






当然心配されるのが高山病


旅人の間でもそれを心配する為に
ラパスに向かう人達はゆっくり向かうか
薬を飲むか高山病に効くとされるコカ茶を飲んだりする






当然僕達はその話を知っていたし
さらには僕達はほぼ0メートル地帯といってもいいだろう
フロリダはマイアミからいきなり飛行機で飛んだのだ

注意しすぎて損は無い筈なのだが




喉の渇きに負けて直前の飛行機でビールをガブ飲みした僕は
アホとしか言いようが無い


意識していた訳では無いが
ネパールのトレッキングの経験や
日本でも富士山に二回登って平気だったという経験が
注意を怠たらせたようだ


これぞ『オゴリ』である





























空港で4時間ほどうずくまって少し元気になり
エルアルトからラパスへの乗り合いワゴンタクシーに乗り
僕達は宿へ向かう





あれだけグロッキーだったのに
朝日と街の活気を見たら元気が出てきたのか


「初日が肝心だ
 これから街を散策だ!!」


と僕は叫びだし
荷物を置いてそこそこ街へ飛び出した
























ラパスは標高が高いだけでは無く
周りを山々に囲まれて盆地状になっている

窪地の所に中心街が形成されていて
山肌にびっしり家々が連なっている

その景色はなかなか圧巻である




20120114 (2)





太陽の日差しはやっぱり標高が高いのか
とても強く重たいけれども
さっと風が吹けばたまに鳥肌が立ってしまう程

街だから忘れてしまいがちになるが
ここは山の上なのだ

天気も快晴かと思えば
すぐに雲がやってきたりする

体調管理が本当に難しそうだ





さらには、盆地状だから街中は本当に坂が多い
ただでさえ空気が薄いから少し歩けば息が上がってしまうのに
傾斜30度以上ある坂ばかり

しかも首都なりに沢山の車が行き交っていて
どの車も不完全燃焼で排気ガスがヒドイから
僕の心臓に肺はいつも大忙しである




20120114 (1)






























という街で、身体がまだ完治せず
さらに高地にも慣れていないまままた歩き回ったせいで
僕は宿に帰ってからまたグロッキーになり二日間寝込む事になる




山をなめてはいけない




まさかこんな都会でそれを身に染みて実感する事になるとは




20120114 (3)













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No title

その通り。山をなめてはいけない。

Re: No title

> salig
この時に思い知っていたはずなんだけどなw
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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


    name : LAN
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