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次の街

これが本当の旅の始まりなのか
それとも前から続いていて
辛い別れこそが旅の醍醐味だったのか


どちらにしても
遂にゴールドコーストを離れた
二カ国目
ニュージーランドのオークランドに降り立った


飛行機の中では
ここ最近の疲れが溜まっていたのか
隣を見ると
尚吾と愛二は離陸の前後にすぐ寝てしまっていた

自分も直前の別れ
iPodでここぞという時の音楽をかけ
その余韻に浸りながら
いつの間にかいつもビーチから眺めていた海を越えていた



降り立ったその時間は夜中の12時を回っている

泊まる所を決めていなかった僕達は
当然のように空港に泊まる事にした

到着ロビーのベンチに
今まで全く背負っていなかった
とんでもなく重いリュックサックを置いて
今日の宿を作った
リュックはいつの間にか増えていた荷物によって
パンパンに膨れ上がってベンチからはみ出ている



まだ夕食を食べていなかった僕達は
ロビーに出てすぐ目の前にあったマクドナルドで
とる事にした

NZ$7ちょっとのファーストフード

確かに楽で
あっという間にお腹が膨れて

でも今までの生活を考えると
何て味気なくて
そして何と高い浪費に感じた事か

今までは誰かがみんなの夕食をキッチンで作って
みんなで今日は何を食べようか考えてわいわい作って
同じテーブルの上で
色んな話をしながら食事を楽しんだ

今僕達は
誰かが荷物を見張って
そして誰かが買いに言って
それぞれが食べ初めて

周りは夜中の空港の静けさが漂っている


旅が始まったんだな
そういう明確な違いは湧き上がってはこないけれども
でも明らかに全く違う生活が始まろうとしている事は
明確に感じられてくる


夕食を食べ終わると
飛行機の中での睡眠では補いきれなかった疲れが
リュックの重みで硬くなった肩から沁みてきて
段々と喧騒がやってくる
朝の空港の中で浅い眠りに入っていった




テキパキと動く人達の動きで目が覚めた
ベンチで寝た身体は
確かに全快とはいかない

ひとまずオークランドどころか
ニュージーランドに関して何も知識を持っていない僕達は
空港から街へ向かわなくてはいけない

バスを調べる

どうやら街の中心街へ行くには
シティバスとシャトルバスの二種類がある
シティバスだと一人一律NZ$15かかるが
シャトルバスだとグループで安くなるらしい
NZ$13

このNZ$2の差を見つけ出し
実際に決断して乗り込むまで一時間程
NZ$1は70円弱くらい
このお金が小さいか大きいか
どちらにしても
お金と時間とのバランス感覚
この選択が明確に醸し出されて
そして変わっていくのがこれからの日常になるのだろう



シャトルバスでみんなで行く事にした


行き先を聞かれ
全く判らない僕達は
とりあえずバックパッカー宿に泊まりたい旨を伝え
ベンチではまだ疲れを取りきれなかった身体は
その街へ向かう車窓の流れを見る事無く
また眠りについてしまう




瞬きのような一瞬の睡眠の後
いつの間にか全く景色が違う所に辿り着いていた

周りの景色は
最近見慣れていなかった都市
ビルが多きかぶさり
スーツを着こなすビジネスマンが行き交う街だった

街は
コンクリートとガラスに囲まれた
現代都市のビルの間に挟まるように
石で出来た重厚な作りをした近代を残している
建物がまだ存在感を放っている


多分インド系だろう
すごい癖のある英語で
そこを曲がった所に宿がある
とまくし立てるように言われ
そのシャトルバスは走り去っていった

まだしょいなれていないリュックサックを何とか背負い
言われた道を進む


宿は説明されたとおり
確かに降ろしてもらった所を曲がってすぐの所にあった

エレベーターに乗りロビーへ向かう


値段交渉
部屋のチェック
キッチンとランドリーの有無
周りの雰囲気
沢山のチェック項目がある筈だった

けれども
まだ慣れていないからなのか
もう本当に疲れが溜まっていたのか
精神的な弱さが出てしまっていたのか
値段がある程度の相場だとわかると
すぐそこに決めてしまった


ニュージーランド
バックパッカーとしての第一日目の宿は
何のハプニングも無く
とんだシチュエーションも無く
あっけなく決まってしまった

チェックインは昼の1時
予約をしたのはまだ11時
荷物だけ預からせてもらい
街を少しぶらついてみる事にした


日本を出発して
全く動いていなかった自分
一体新たな街はどのように映るのだろうか

けれども
その期待とは裏腹にその街はニュージーランドの
一つの大きな街でしかなかった

こういう言い方はかなり失礼になってしまうかもしれない

言い方を変えるならば
ニュージーランドは
やはりオーストラリアとルールが酷似していて
そこから形作られる町並みも
やはり酷似していた


左車線にバスのルール
歩道にアーケードがあり
一回だけ行ったゴールドコーストの隣町ブリスベンに
坂が多い所まで本当に良く似ていた


ただ人は確かに違いを見せていた

ニュージーランドの原住民
マオリ族
あまり知識は無いけれども
その雰囲気は何となく本や写真で見ていた
ラグビーのナショナルチーム
オールブラックスが試合前に踊るマカが
マオリ族の戦いの前の踊りだという事も有名だろう

そのイメージは
肌の色が濃く
身体が大きくて目や唇も大きい
一言で言ってみれば血が濃いような感じ

街を歩いていると
まさにその雰囲気を醸し出している人が
沢山歩いていた

本当に血が濃いのか
あまりニュージーランドの人は
外に出ないという事なのだろうか


そして街を歩いている人達
みんなニットやコートを羽織っている事

これは単純にサーファーズパラダイスからやってきた
自分達だからの驚きだが
そんな厚着など周りの人がしているのを
見るのは殆ど最近無かった

間違いなくビーチサンダルを履いているのは僕達だけだっただろう



やっぱり風は冷たく
天気はどんよりと白い分厚い雲が覆っている
日差しが突き刺さるギラギラの空とは全く違う頭の上

それだけは明確に違う街にやって来た事を示している



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    ふらふら何処かへ酒飲んで本読んで人と話してぼーっとして海に入って空飛んでバスに乗ってまたふらふら何処かへ、、何処へ?うーん。。とりあえずの試行錯誤継続鍛錬。

    2009年5月、日本を後にし、ゆっくりだけどそのうち加速予定。

    未熟ながらもなんとか自分の言葉で世界を書き起こしたい。ただいまその道中。


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